エリオット波動ってなあに?

エリオット波動とは、ラルフ・ネルソン・エリオットが考案し、ダウ理論が基礎となった株価指数やインデックス指数の周期的な動きのことを指す。

エリオットの死後はロバート R.プレクターとA.J.フロストによって研究が進められ、現在はフィボナッチによる黄金比との関係が深いことも知られており、為替や金、原油市場など株価にとどまらず、様々な市場で適用できることが分かっている。

波動と自然界の関係性

0f28997cエリオット波動と自然界に存在する構造やシステムには共通する部分が多々見受けられている。たとえば植物や地理などに見られるフラクタル構造がそうである。

※フラクタルとは物体自身の形が、その形を基にして徐々に大きなサイズへと発展し、フォームを崩さず構造化していくこと。まつぼっくりやカリフラワーでも見られるが、詳しくはググろう。

株式や為替にも、植物や一部の生物と共通したフラクタルが確認されており、1つの規則性をもって動いていることが分かっている。それが以下で述べる上昇波動と下降波動の考え方につながる。

上昇波動と下降波動

上昇トレンドは、上昇5波動、下降3波動を繰り返し、下落トレンドの場合は下降5波動、上昇3波動を繰り返している。

以下の画像を見ていただくと、1-2-3-4-5の波動が集まり、A-B-Cで下がり、また1-2-3-4-5というふうに上がっていき、そしてA-B-Cという順に下がっていき、を繰り返しながら全体としてまた上がっていくことがお分かりだろうか?
エリオット波動とは

このように相場とは、5波動、3波動、5波動・・・と繰り返しながら、形成されている。
これが先ほど述べた、自然界でも見られるフラクタルパターンというもので、小さな波が集まって、徐々に大きな波を起こしていく動きが相場には起きる。

フラクタル -エリオット波動-
フラクタル -エリオット波動-

エリオット波動の基本ルール

エリオット波動の基本単位には、1波、2波、3波、4波、5波、A波、B波、C波の8ウェーブがあり、それぞれにルールがある。忘れないように以下にまとめておきます。

  • 推進波は、1波、3波、5波の3つのトレンド方向の波と、2波、4波の2つのトレンドと逆方向の波から成る。
  • 修正波は常に3波変動であるが、推進波は、5波(衝撃波)で発生する。
  • 修正波は3つの波、トレンドに逆行するA波とC波、それに逆行するB波で形成される(トライアングルなど例外あり)
  • 第2波は第1波の開始点を超えることは例外なく絶対にない。
  • 第3波が、最も短い波になることはない。これは、最長である必要はないが、最短であることはない。
  • ダイアゴナルトライアングルを除き、第4波が第1波の終点以下まで下がることはない。
  • 第1波、第3波、第5波のうちどれかが、エクステンションするエクステンション)。

今の段階でよく分からなくても大丈夫だ。詳しくは各セクションにも書かれている。

上の目次は、相場で上昇するために最低限知っておくべき基礎知識だ。すべて必ずインプットし、実際の相場でアウトプットしながら体にしみこませるのが相場で常勝する秘訣である。

次の記事:推進波の性質を読む!

動画でも簡単に解説してるよ。