あなたに合ったトレーディングスタイルの見つけ方

あなたに合ったトレーディングスタイルの見つけ方

スキャルピングデイトレードスイングトレード、およびポジショントレードなど、ポジションの保有期間を決めるFXの取引スタイルは様々ですが、そのどれかあなたの性格に合ったスタイルを見つけることは大事です。私は、スイングトレードを最も好んで他人におすすめすることはありますが、それがあなたに適しているかは分かりません。

どれが最良の取引スタイルであるかの客観的な答えはないので、あなた自身でそれを決める必要があります。

これは新米トレーダーにとっては難しいことですが、自分自身の性格に適した取引スタイルを決めるのは、トレーダーとしての長期的な成功には絶対必須です。あなた自身がまだベストな取引スタイルを発見できていないようなら、次に挙げていく4つの取引スタイルとパーソナリティに互換性を感じたものを選ぶと良いでしょう。

スキャルピング

スキャルピングは小型で短周期の価格変化を捉える非常に素早い取引スタイルで、1分1秒で決断を下すトレード手法です。

ためらわずに意思決定を行えることが重要で、エントリーと利確、損切りのスムーズな対応を必要とします。

スキャルパーとして成功できるには集中力が重要なので、気を散らしやすい人考え事に頭を悩ませる人にとっては適切な取引スタイルではありません。

スキャルピングの基礎は、余分な情報をあれこれ考慮せず迅速に利益を得ることです。コツは大きな価格変動を見つけ、それに対して速やかにそのポジションをとり、5分程度の短期間でポジションを手仕舞いしてしまうことです。非常に短期間のトレードになるので、外国為替ニュースなどをあまり考慮する必要はありません。それよりも直感的に体を動かすことが大事です。

スキャルピングでは、1日に何十回も5分間隔のトレードを繰り返していきます。ここで失敗や損切りを恐れず、ターゲット価格とストップロスオーダーを設定しながら、小さなトレードで利益を積み上げていきます。このとき、取引環境も重要と言えます。約定拒否などあってはいけないので、高速取引環境を常に整備しておく必要があります。日本のFX会社はDD方式を取っているので、スキャルピングには向いていないでしょう。もしあなたがスキャルピングで利益を挙げたい場合はNDD方式の海外FX会社にシフトすることをお勧めします。

スキャルピングトレーダーは、その目的が1日以内に小さな利益を得ていくことなので、レバレッジをうまく生かしていくことも重要です。チャンスと思った時に、大きなレバレッジを使いましょう。

したがって速いペースの取引を好み、あまり多額の投資をすることができない人にとっては、スキャルピングがもっとも適したスタイルになる可能性があります。

デイトレード

デイトレードは、トレンドが確立されているかどうかの確認を1時間、4時間、日足のタイムフレームで見ていきながらトレードしていくことが大事です。タスクをその日中に完了するのが好きな人には向いていると思います。

この取引スタイルを決めたら、次の日にポジションを持ち越すといったことはあってはなりません。1日の終わりに、たとえマイナスであろうと、必ず決済し、次の日のストラテジーを練ります。

今日始めたことは今日終えるため、夜間の価格変動の心配をして夜眠ることができないということもないので非常に健康的なリズムで生きていけるのもこの取引スタイルの魅力の1つです。

デイトレードの本質は、1時間、4時間、日足のトレンドを確認しながらその日のトレンドフォローを行っていくことにあります。それ以上の長いスパンを追いかける必要はありません。

日足でトレンドを確認しながら、目線を下位に移し、その日入っていけるタイミングを狙っていきます。移動平均線やライン引きにより、トレンドで入っていける習慣を身につけながら自分スタイルのノウハウを確立できるといいでしょう。

スイングトレード

スウィングトレーダーは、1時間足、4時間足、日足、週足などを見て、数日から数週間に渡るトレンドの発展の可能性を想定し取引する手法です。デイトレードよりもさらにリワード:リスクを大きく広げることにより短期的な変動による取引の早期終了を防ぎます。

また、スイングトレードは、デイトレードやスキャルと異なり、夜間の価格変動があるため、下振れリスクに最大限備えるためにレバレッジを最小限に抑えながらポジションサイジングを行っていきます。

スイングトレードはポジションを保有している数日間は、何もせずただチャートを見ているだけで大丈夫です。
逆にこの間、ストップやリミット価格を最初に決めた値より動かしたりすることはよくありません。ポジションを一旦持ち始めると、その間チャートを客観的に見ることができなくなり、当初のトレード計画が崩れるからです。

また定期的にチャートを監視する必要もなく、臨界ポイントに達すれば、自然にアラートやメールなどで処理報告が入ってくるようにするといいかと思います。

ポジショントレード

ポジショントレードは、すべての取引スタイルの中で最長期間であり、数年間保有し続ける方もいます。

彼らは短期的な変動には興味を示さず、大きなマクロ経済の動向を追いかけます。したがって、ポジショントレードは目先の変動に右往左往しない落ち着きのあるトレーダーに向いていると言えるかもしれません。

ポジショントレードでは、一般的な意見を無視する能力が必要です。一般大衆の意見にいちいち反応してしまうと、例えば周囲やニュースで不況が囁かれているときに、長期ポジションを1年間も保有しておくことなど並みのメンタルでは難しいです。

また、ポジショントレーダーはポジションに対する大きな短期的な価格変動から生き残る必要があります。 ときに不利な価格変動によってポジションを容易に損なう可能性があるため、高いレバレッジをかけることはできません。そして、取引の実行はマクロ経済の研究と基本的な分析の下に、価格が長期的にどのように進行するかを慎重に判断していけることが重要となります。一般に、ポジショントレードは、長期戦略において短期的な価格変動に一切乱れることのない巨額資金を扱うファンドに適しています。

自分自身のトレードスタイルに忠実であること

自ら選んだトレードスタイルに常に忠実でいることはとても大切です。

多くのトレーダーの失敗は、トレードスタイルを途中で変更してしまうことです。デイトレードのはずが損切りできず、次の日にポジションを持ち越し、規律を失います。

トレードは自分の中での規律がなければ安定して稼ぐことができません。たまたま稼げたではなく、一度稼げた方法を何千・何百回と反復していくことが大事です。

そのため、トレードスタイルやトレーディングシステムをよほどのことがない限り、常に維持してください。そして特定のトレードスタイルに慣れたら、それに長期的に固執していくことで、いずれあなたの忠誠心に答えてくれる日が訪れます。

※1 ストラテジーのエントリーポイントに関してはフィボナッチなどにより算出した理論値です。ウェーブカウントの表記に関してはこちらを参考にしてください。

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