ローソク足の読み方

Fotolia_127105952_Subscription_Monthly_M

ローソク足を読むということは、他のトレーダーの感情を研究し、価格を解釈するということです。

昔は紙の上に、黒いマーカーで次のステートメントを書き留めていました。

チャート上には価格以外のものはありません。あるとすれば、それはテクニカル分析指標になるのですが、それは2次的に付加したものです。チャート上であまりテクニカルツールに意識を取られてしまうと、最も重要なものを見逃してしまうことになります。

まずは何もない、まっさらな状態でどれだけ多くのことをチャートから感じれるかが、あなたのトレードを飛躍的に向上させる鍵になります。

買い手と売り手

マーケットには2つのグループしか存在しません。買い手と売り手です。果たしてどちらがプライスアクションを決定しているのでしょうか?
それについてローソク足を使って今からご説明します。
candle のコピー

上の図は、ローソク足の構造を示しています。期間の最高と最低は「ひげ」と呼ばれ、始値と終値は「ボディ」を形成します。ローソク足自体は「変動」です。変動が陰線で終われば、売り手がコントロールしている状態です。これが陽線であれば、買い手がコントロールしているといえます。

マーケットでは、すべての買い手に対して売り手がいなければならず、売り手がいれば買い手がいます。この点は需給関係をイメージしてください。

陽線は買い手>売り手の状態です。買い手が多いということは在庫不十分なため、買い手は積極的にどんな価格でも買っていこうとします。売り手は高い価格でも売る意思があるということです。この関係によって、株価は上昇します。

反対に陰線は、買い手<売り手な状態で、売り手側の在庫が余分に残ってしまっており、買い手は価格が下がれば買おうと考えています。これにより、価格が下降します。

この需給関係を想像することで、買い手と売り手の間で行われている心理合戦の勝者が決定します。これは、ローソク足チャートを読むときに知っておくべき最も重要なことです。

大陽線(大陰線)

ローソク足は、大きな変動のローソク足小さな変動のローソク足の2カテゴリーに分けることができます。つまり大陽線かそうでないかの違いです。大陽線の場合は、高いボラティリティ(株式への関心)で、そうでない場合のローソク足は低いボラティリティ(株式にほとんど関心がない)を示しています。

相場は、大陽線や大陰線の動く方向に動きます。言い換えるとトレンドを決定付けるものは、需給関係が大きく崩れたときということになります。指標やオシレーター云々よりも、このことはかなり大事です。
201401011920_usdjpyのコピー

反対にボディもひげも短い小さなローソク足は、市場が、株式(為替)にほとんど関心がないことを示しています。相場もこのときはこれといって動くことはなく、ほとんどがレンジ相場です。

ハンマー、コマ、星線は?

正直、ローソク足が買い手と売り手間の心理合戦を意味することを理解していれば、さまざまなタイプのローソク足パターンをすべて暗記しておく必要はないのです。
Kubitsuri
たとえば右の画像は、ハンマーと呼ばれる古典的なローソク足パターンですが、これはある時点で売り手はマーケットを支配し、押し下げたが、1日の終わりに買い手がマーケットを支配し、売り手のポジションをカバーするように促したという一連の流れを想像させます。

つまり、陽線のハンマーが出れば、次の日の相場もまた強気でスタートすることが容易に予想できます。

したがって、このように買い手と売り手の心理合戦を想像することによって、各ローソク足のなす意味は簡単に理解できるので、そこまで足型のパターンを理解していく必要はないということです。

Sponsored link