エリオット波動とは

エリオット波動は、将来の株価やFXを分析する上で非常に重要で一般的な分析です。所与の条件、時点において、マーケットの環境やトレンドを認識する力があれば、あなたのトレードに最適なエントリーや出口のタイミングを決定付けることができ、トレードで損失を出す頻度も激減します。

エリオット波動を極めることによって、あなたは正しい情報を常に選択できることができ、長期的に安定したトレード収益を生み出すことができるようになります。

エリオット波動とは、ラルフ・ネルソン・エリオットが考案し、ダウ理論が基礎となった株価指数やインデックス指数の周期的な動きのことを指します。
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エリオットの死後はロバート R.プレクターとA.J.フロストによって研究が進められ、現在はフィボナッチによる黄金比との関係が深いことも知られているなど、その美しさは、為替や金、原油市場など株価にとどまらず、様々な市場で適用できることが分かっています。

コンテンツの目次

  • プロローグ(このページ)
  • 推進波の性質
  • 衝撃波とダイアゴナルトライアングル
  • 修正波の性質とパターン
  • トレーディングウェーブ理論(作成中)
  • フィボナッチ
  • エクステンション
  • フェイラー
  • オルターネーション(交代の法則)
  • エリオット波動と20EMA
  • チャネリング
  • FXで稼ぐために、別にエリオット波動のエキスパートになる必要はないかと思いますが、波の理論を理解していれば多々その恩恵を受ける局面が出てくるでしょう。ジグザグやトライアングルのパターンを理解しているだけでも新しい角度からチャートを眺めていくことができます。

    エリオット波動と自然界の関係性

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    エリオット波動と聞くと、人によっては不信感や一部信者の盛り上がりと受け取る方もいますが、波のパターンを見ると自然界に存在する構造やシステムと共通する部分が多々あります。それは自然のパターンがそれ自身の上に構築され、それが徐々に大きなサイズに発展し、フォームを崩さず拡大して、構造化していく点です。

    このフラクタルパターンは、地理、植物、生理学、そして市場価格に見られます。これらは全て、規則性と退行によって成り立っているのです。

    自然界はそもそも不合理な理屈の塊です。もし、今これを読んでいるあなたが、人間の進化が神の創造によって起きたと信じているなら別ですが、合理性を徹底的に突き詰めるなら、チャールズ・ダーウィンの進化論でさえロマンある仮説の一部でしかありません。まだまだ説明が尽くせていない要素がたくさんあるからです。

    エリオット波動の考えでは上昇トレンドは、上昇5波動、下降3波動を繰り返し、下落トレンドの場合は下降5波動、上昇3波動を繰り返します。

    以下の画像を見ていただくとわかる通り、1-2-3-4-5の波動が集まり、A-B-Cで下がって、また1-2-3-4-5というふうに上がっていき、そしてA-B-Cという順に下がっていってます。しかし全体としてみれば徐々に価格が上がっていることに気づくでしょう。
    エリオット波動とは
    このように、5波動、3波動、5波動・・・と繰り返しながら、相場を形成していくのがエリオット波動です。
    これが先ほど述べた、自然界でも見られるフラクタルパターンというもので、小さな波が集まって、徐々に大きな波を起こしていく動きになります。もちろん、トレンドには限界があるので、あるレベルまで行くと止まり、次のトレンドに移ります。
    フラクタル|エリオット波動

    波動の基本ルール

    エリオット波動の基本単位には、1波、2波、3波、4波、5波、A波、B波、C波の8ウェーブがあり、それぞれにルールがあります。詳しくは各セクションにも書かれていますが、以下に全てまとめておきます。

  • 推進波は、1波、3波、5波の3つのトレンド方向の波と、2波、4波の2つのトレンドと逆方向の波から成る。
  • 修正波は常に3波変動であるが、市場の主なトレンド方向の動きは、5波(衝撃波)で発生する。
  • 修正波は、3つの波、トレンドに逆行するA波とC波、それに逆行するB波で形成される(トライアングルなど例外あり)
  • 2波は1波の開始点を超えることは例外なく一切ない。
  • 3波は、価格の面で最も短い波になることはない。これは、最長である必要はないが、最短であることはない。
  • 4波は1波と価格帯が重ならない(ダイアゴナルトライアングルは例外)。
  • 1波、3波、5波のうちどれかが、他の2つよりもはるかに長くなることが多い(エクステンション)。