トレンドは出来高において確認される

Last updated on02/03 ,2017 by Eric

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ダウ理論によると、売買の主なシグナルはインデックスの価格変動に基づいていますが、出来高は、価格の動きの示唆を確認するのに役立つ第2の指標としても使用されます。

Volume oscillatorなどは、そういった出来高に注目したテクニカル分析で、分類としてはオシレーター系シグナルになります。

出来高はトレンドの強弱を暗示する
図1 Volume Oscillator

出来高は価格がトレンドの方向に移動すると増加し、価格がトレンドの逆方向に動くと減少することになります。例えば、上昇トレンドでは、価格が上昇すると出来高が増加し、価格が下がると下がります。

その理由はアップトレンドが続くと信じて資産を投入するトレーダー達が、売り上げが増加したときにさらに意欲を増していくからです。逆に調整期間中では、ほとんどのトレーダーはポジションを閉じ、ボリューム最小限にしながら主要トレンドの回復を信じます。

一方、出来高がトレンドに反した場合、それは既存の傾向の弱さの兆候といえます。これをダイバージェンスと呼びます。例えば、市場が上昇傾向にあるが、出来高が縮小していれば、買いが消散し始めているというサインです。買い手が市場を離れるか売り手になると、市場がアップトレンドを続ける可能性はほとんどありません。これはダウンタイムでの出来高増にも当てはまります。多くの参加者が市場で売り手になりつつあることを示しています。

トレンドは出来高において確認される
図2 ダイバージェンス(引用元)

ダウ理論によれば、トレンドが出来高によって一旦確認されれば、マーケットのお金はトレンドに沿って動くか、それと逆に動くかのどちらかなのです。

「ダウ理論」全記事

  • ダウ理論とは
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  • プライマリートレンドの3つの段階
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